「なかなかお客様の要望の色味が綺麗に再現できない…」
「クオルシアのカラー剤が気になる…」
「黒髪もグレイヘアも両方染めたい…」
このような悩みを抱えている美容師さんは多いのではないでしょうか。
この記事では美容学生や美容師さんに向けて、フィヨーレのクオルシアカラー剤について解説していきます。
ぜひみなさんにクオルシアのカラー剤の魅力を知って頂きたいです。クオルシアのカラー剤を使ってお客様の要望を叶え、より満足度をアップさせましょう。
FIOLE(フィヨーレ)について
(参考:コンセプト|FIOLE(フィヨーレ))
フィヨーレのコンセプトはお客様へのニーズに応えながら「商品価値」「技術価値」「情報価値」を高めて、サロンの展開に大きく貢献するパートナーブランドへと進化することをコンセプトとしているブランドです。
フィヨーレはシャンプーやスタイリング剤、カラー剤など多くのサロンヘアケア製品があり、全国各地でセミナーの開催なども行っています。
今回はフィヨーレ製品の中でも、カラー剤について紹介していきます。
フィヨーレ・カラー剤の特徴
フィヨーレのカラー剤は植物エキスと毛髪保護成分(PPT)配合し、髪や地肌へのダメージに配慮しています。フィヨーレのカラー剤はグレイヘアでも黒髪でも美しくツヤのある髪に染められ、お客様のニーズにお応えするカラーバリエーションの可能性が広がります。ほどんどの色味が再現できる、マルチなフィヨーレのカラー剤のラインは3つです。
フィヨーレのカラー剤
- クオルシア
- BLカラー
- ラディーチェ
3つのラインについて、詳しく紹介していきます。
クオルシア
クオルシアの由来は「Qualia(クオリア)=感覚的質感」「Lucia(ルシカ)=光」の2つのラテン語を合わせたものです。
クオルシアがおすすめな方
- 色味の強い髪色にしたい方
- 高彩度で透明感のある髪色にしたい方
クオルシアはビビットカラーから柔らかい色味まで思い通りに美しい発色が可能です。ツヤや透明感のあるカラーだけでなく、ブリーチ後や明るい髪にも高彩度で透明感と柔らかさがあるカラーの再現ができます。さまざまな色を自由に組み合わせて、絵の具で色をつくるような感覚で創作性豊かなカラーワークが楽しめます。
BLカラー
(参考:BLカラー|FIOLE(フィヨーレ))
BLカラーはローアルカリ処方採用の生薬配合カラー剤です。またカラー剤特有の不快臭や頭皮へのシミ・刺激が少ないのも特徴です。
BLカラーがおすすめな方
- カラー剤特有の不快臭や頭皮への刺激に敏感な方
- パーソナルカラーを取り入れた髪色にしたい方
- くすみカラーに髪色をしたい方
自然食ゾーン、ビビットゾーン、アシッドゾーンの3つゾーンを組み合わせて、無限の色の再現ができます。無限の色の再現ができるため、パーソナルカラーの提案もしやすいです。
ラディーチェ
(参考:BLカラー ラディーチェ|FIOLE(フィヨーレ))
ラディーチェは深みと艶感に特化したグレイカラー剤です。
ラディーチェがおすすめな方
- ファーストグレイ(白髪10%)の方
- 全てのグレイカラーの方
- 白髪をしっかり染めたい方
1剤の中にオイル成分配合で白髪、黒髪との馴染みがよく、均一にしっかり染まります。BLカラーに比べるとブラウン染料が多く配合されており、白髪をしっかりカバーしてくれます。
他社製品との違いは?
フィヨーレのカラー剤と他社製品との違いは、主に3つあります。
フィヨーレのカラー剤と他社製品との違い
- 成分の安全性
- 発色
- 使用感
詳しく解説していきます。
成分の安全性
フィヨーレのカラー剤は植物エキスと毛髪保護成分(PPT)配合し、髪や地肌へのダメージを抑えたカラー剤です。髪や地肌へのダメージを最小限に抑えることで、敏感肌の方にも安心して使用できるように他社製品よりも配慮されています。
またフィヨーレのカラー剤には髪の内部まで浸透し、ダメージを修復する成分が含まれています。カラーの施術と同時にケアが行えるため、他社製品と差別化されます。
発色
他社製品でも発色のいいものはありますが、フィヨーレのカラー剤はさらに長時間鮮やかな色を保つことが可能です。さらに他社製品のカラー剤では表現が難しい「くすみカラー」が表現しやすい印象です。
使用感
フィヨーレのカラー剤にはカラー剤特有の不快臭がありません。他社製品のカラー剤よりも薬剤が柔らかめで塗布しやすく、実際に使っている美容師さんからも使いやすいと評価されています。
またカラー1剤の内容量が120gと多く、コスパがいいのも嬉しいポイントです。
クオルシア カラーチャート
(参考:クオルシアカラーチャートPDF)
クオルシアのカラーチャートをみると、他社製品に比べて色味が少ない印象を受けるかもしれません。
しかしクオルシアは色を組み合わせて、自由に色味を作ることが可能です。絵の具で色をつくるような感覚で、カラーチャートにはない色味を表現し楽しめます。BLカラーと混ぜて使用することも可能なので、無限の色の再現ができるでしょう。
クオルシアのカラーチャートの中から使いやすい色味を紹介します。
Sand Beige
(参考:【2023年夏】トレンドヘアカラー|暗め〜明るめまで解説!夏を楽しもう!|Kyogoku Professional )
カラーレシピ詳細
- サンドベージュ13 OX3%
クオルシアのカラーの中で1位、2位を争う人気の色味です。
これ1本でミルクティーカラーを表現できます。
ベージュを作りたいときにベージュが出てこないで、薄めるとグレー味がでるので注意しましょう。
Pink Beige
(参考:KYOGOKU PROFESSlONAL 京極琉 Ryu Hair Artist ヘアカラーダブルカラーハイライトグラデーションバレイヤージュホワイトブロンドミルクティーベージュシルバーカラーブルー|Kyogoku Professional )
カラーレシピ詳細
- クリア0+ピンクベージュ9(1:30)OX1.5%
人気のピンクベージュです。
クリアで髪のダメージを抑え薄めのピンクベージュに。
表現が難しい透け感のあるピンクベージュが綺麗に表現できます。
これからの時期におすすめな夏っぽいカラーです。
トレンドカラーのミックスレシピ
クオルシアとBLカラーでおすすめのミックスレシピを紹介します。
Coral Pink×Pink
(参考:KYOGOKU PROFESSlONAL 京極琉 Ryu Hair Artist ヘアカラーダブルカラーハイライトグラデーションバレイヤージュホワイトブロンドミルクティーベージュシルバーカラーブルー|Kyogoku Professional )
カラーレシピ詳細
- コーラルピンク6+ピンク6(1:1)OX3%
トレンドの鮮やかなピンクです。
華やかな色味のワンレンで、目を引くスタイル!
ブリーチなしにコーラルピンクを使うのもおすすめです。
Gray×Aqua Blue
(参考:KYOGOKU PROFESSlONAL 京極琉 カラーシャンプー ヘアカラー ダブルカラー ハイライト グラデーション 髪色 ヘアカット ショートヘア ボブ|Kyogoku Professional )
カラーレシピ詳細
- グレー13+アクアブルー7+クリア0(3:1:1)OX3%
Gray×Aqua Blueで、くすみ感のあるオリーブグレーに。
クールな前下がりボブに明るめのオリーブグレーでおしゃれ度がアップ!
青みが強く出やすい方は、比率の調整が必要です。
Lavender×Gray×Beige
(参考:KYOGOKU PROFESSlONAL 京極琉 Ryu Hair Artist ヘアカラーダブルカラーハイライトグラデーションバレイヤージュホワイトブロンドミルクティーベージュシルバーカラーブルー|Kyogoku Professional )
カラーレシピ詳細
- ベース ラベンダー14+グレー5(1:1)OX3%
- ハイライト ベージュ14
Lavender×GrayのベースにBeigeのハイライトをプラス。
毛流れのある上品なヘアスタイル!
幅広い年齢層に活用できるデザインです。
カラーの施術におすすめなKYOGOKUアイテム3選
お客様にカラーの施術をする際におすすめなKYOGOKUアイテムを3つ紹介します。
どれもカラーの施術には欠かせないアイテムばかりです。おすすめなKYOGOKUアイテムを使用して、お客様の満足度をあげましょう。
カラーの施術におすすめなKYOGOKUアイテム
- ローズゴールド エンボスホイル
- アドバンストハイライトコーム
- ケラチンブースト+トリートメント
それぞれ詳しく紹介します。
KYOGOKU IROME ローズゴールド エンボスホイル100m
(参考:KYOGOKU IROME ローズゴールド エンボスホイル 100m|KYOGOKU)
まず紹介したいのは、KYOGOKU IROME ローズゴールド エンボスホイルです。ハイライトを入れる際に使用するホイルですが、ピンクの可愛いホイルでインパクトがあり、KYOGOKU IROME ローズゴールド エンボスホイルはさまざまな工夫が施されています。
KYOGOKU IROME ローズゴールド エンボスホイルの横幅は15㎝あり、一般的なホイルより大きくかなり厚みがあるのが特徴です。施術中ホイルの横幅を気にせずにパネルを引き出せるので、スピードアップとコストダウンに繋がります。
KYOGOKU IROME ローズゴールド エンボスホイルはエンボス加工が施されており、かなり厚みと強度があります。施術中にホイルが破れたり、ホイルがズレてしまってベースのカラー部分についてしまったりすることもほとんどありません。ホイルというより、板の上で作業しているような感覚でとても使いやすいです。
美容師さんからもお客様からも好印象なKYOGOKU IROME ローズゴールド エンボスホイルは、一度使ってみる価値があります。
KYOGOKU アドバンストハイライトコーム
(参考:KYOGOKU アドバンストハイライトコーム|KYOGOKU)
KYOGOKU アドバンストハイライトコームは、コーミングしてから道具を持ち変えずにハイライトを取ることができるコームです。取った毛束をコーム側を使って短い毛フワッとを落として馴染ませることで、さらに自然なハイライトになります。KYOGOKU アドバンストハイライトコームは静電気防止、耐熱200度の逆毛コームでコーミングによる髪へのダメージを最小限に抑えることが可能です。
ヘアアレンジやアップだけではなくデザインカラーのバックコミングにも特化しています。さらにホイルの上からもコーミングができ、ホイルワークが綺麗に行えます。
とても使いやすくかなり工夫がこらされたKYOGOKU アドバンストハイライトコームは、ホイルワークに欠かせないコームです。
KYOGOKUケラチンブースト+トリートメント3g
(参考:KYOGOKU ケラチンブースト+トリートメント 3g|KYOGOKU)
KYOGOKUケラチンブースト+トリートメントは圧倒的なダメージ補修で、髪のダメージがなかったかのような効果が感じられるパウダータイプのトリートメントです。ナノテクノロジーによるKYOGOKU独自の方法で「ケラチンたんぱく」を抽出し、髪のダメージ部分に高精度のアプローチをします。細かなパウダーが髪の内部に浸透し、髪をしっかり保護・強化します。さらに髪の表面を滑らかに整えるダイヤモンドエフェクトで、ツヤとキューティクルを待とう輝く美しい髪に導くでしょう。
KYOGOKUケラチンブースト+トリートメントの使い方はシャンプー後の髪にそのままつけるか、トリートメントに混ぜて揉み込みます。しっかり揉み込み、手触りがよくなった感じがしたら洗い流します。またはKYOGOKUケラチンブースト+トリートメントをカラー剤やブリーチに混ぜて使用することも可能です。カラー剤やブリーチに混ぜて使用すると、カラーやブリーチをした髪とは思えない手触りのよい髪に仕上がります。
KYOGOKUケラチンブースト+トリートメントの圧倒的なダメージ補修力を実感して頂きたいです。
まとめ
この記事では、フィヨーレのカラー剤とクオルシアのカラーチャートについて紹介しました。
フィヨーレのカラー剤
- クオルシア
- BLカラー
- ラディーチェ
フィヨーレのカラー剤と他社製品との違い
- 成分の安全性
- 発色
- 使用感
フィヨーレのカラー剤は安全性が高く発色がよく、実際に使っている美容師さんからも好評な製品です。
しかしクオルシアのカラーチャートをみると、他社製品に比べて色味が少ない印象を受けると思います。フィヨーレのカラー剤は色を組み合わせて、自由に色味を作ることが可能です。絵の具で色をつくるような感覚で、カラーチャートにはない色味を表現し楽しめます。
フィヨーレのカラー剤を使うと、お客様の要望に叶うヘアスタイルを再現できます。再現性の高いヘアスタイルを提供し、お客様満足度アップにつなげましょう。